途中、とんだハプニングがありましたが、無事 9時50分くらいに松江駅に到着することが出来ました。
出雲方面は見どころ満載の割に、観光名所が点在していて、移動手段に頭を使う場所です。
電車も1時間に数本しかなく、バスやタクシーを駆使しないといけません。
世界遺産である石見銀山やアメリカの雑誌に紹介されている足立美術館(横山大観の作品も展示されているとか)、水木しげるロード、島根ワイナリーなど、本当に見たい所がたくさん。
タイムスケジュール10パターン位、作成しました。
レンタカー案も考えたのですが、この不眠状態で車の運転は さすがに無理。
私はペーパーなもので、彼が一人で運転なんて、さすがに可哀想。
タクシー利用案も考えたのですが、予算オーバー。(爆)
いろいろ考えたのですが、少ない時間(玉造温泉で1泊2日)を どう活用するか。
ハードスケジュールは嫌だという 彼の要望もあり、結局、移動時間が少なく楽しめるところ、見たいところを絞るという結果。
さすがに、10パターンも考えなくて良いかと思いますが、電車やバスの時間は、旅行前に抑えておいた方が良いですよ。
餅は餅屋
で、2日目スケジュールは松江中心に活動。
ガイドは、プロにお任せで。
スケジュールを10パターンも考えたせいか、途中で嫌になってしまった。
松江は、ちどり娘さんというのがいて、松江城などを着物姿で案内してくれるツアーがあるんです。
私は、松江城と堀川遊覧船のコース(大人1人17百円)をお願いをしました。
・着物姿のちどり娘がご案内「松江城下めぐり」
これは、本当にオススメです。
コスト面だけで言うと、堀川遊覧船の1日乗船券は大人1人1230円ですから、470円で松江城のガイドが付く訳です。
ゆっくり見て楽しむのも一興ですが、とにかく時間のない私たちには、とても効率良く、そして楽しく、見て回ることができました。
屋根の形が鳥が羽根を広げているように見えるから、別名 千鳥城とも呼ばれているそうです。
修復されている所もありますが、昔から残っている箇所も多数あります。
このお城は、戦になったことが無いそうですが、戦に備えての設備が たくさんありました。
昔からの遺跡を見る時は、その時代に思いを馳せるのが醍醐味。
戦国時代の戦って どんなだったんだろう?
このお城の城主って、どんな人だったんだろう?
ここから、お殿様が景色を眺めていたのかな?
などなど。
ガイドが無いと、ついつい見落としてしまいますよね。
写真の中に、ハート型の石があります。皆さん、おわかりになりますか?
城めぐりをしている時に、石垣の説明がありました。
石垣ひとつを取っても、積み方に違いがあり、場所によって積み方を替えているんです。
奥が深い・・・
ちどり娘さんは、石垣マニアかって位、いろいろご存じです。
松江に来たら、絶対コレに乗ってほしい!
堀川遊覧船は、乗船することをオススメします。
船頭ガイド付きです。
船で1周しながら、遠巻きに武家屋敷や小泉八雲の旧居、松江城などの松江観光スポットを見て回ることができますよ。
そしてなにより、緑が美しい。
写真では上手く伝わらないかもしれないけど、緑のカーテンのようでした。
季節折々で、また違う風景が楽しめるのでしょうね。
他に、低い橋をくぐる時に、屋根が低くなったりします。
屋根が低くなる時に、頭を下げるんですよ~。体の大きい人は大変かも。
アトラクションみたいで楽しいです。
私たちが行った時は、GW後の平日で人が少なかったのですが、土日は全部船が出て、30~40分待ちなんだそう。
その人気もうなづけます。
予定どおり、大手前広場乗船場で降りて、12時30分くらいで終了。
乗船場は3か所あって、降りたい所で降りても構わないそうなのですが、とおしで1周するのがオススメです。
ちなみに、1日乗船券なので、その日のうちなら何度でも乗り降りできます。
・松江堀川遊覧船 ぐるっと松江