自分が不幸だと思ったら、不幸なんだ。

「シッタカブッタ」っていう漫画、知ってます？

「シッタカブッタ」という豚が主人公の四コマ漫画です。

「シッタカブッタ」というだけあって、仏教のエッセンスが入ってる　禅問答のような漫画です。

○十年前、大失恋をした時に　この漫画と出会いました。

当時は、読むたびに　涙が溢れて止まりませんでした。４コマ漫画なのに。(^^;)

涙って　枯れることないんだな･･･
って、思った時期でした。

正直、この漫画には　精神的に救われました。

今でも、たまに、落ち込んだ時に、読み返してます。

でも、あの時ほど　心に染み入ることはないですね。

読んでも「ふぅん」って感じ。

精神的に強くなったんですかね。

それとも、感受性に乏しくなったのか･･･

そうそう、それでね、昨日の金スマを見てね、ふと　こんな四コマを思い出したのですよ。

『アイドル歌手の　ブタノハナコは
一万人のファンクラブから　一万の愛を　その身に受けていた
だが　たった一人の男ブタの愛が得られなくて
自殺した』
（「ブッタとシッタカブッタ」より）

Toshiさんは、あんなに才能に恵まれて、
熱狂的なファンの人も沢山いて
やりたいことを仕事にして
いいメンバーにも恵まれて
もちろん、お金も沢山稼げて･･･

私から見たら、雲の上の人で　羨ましい限り。

でも、Toshiさんは
本当に自分が必要としている人から、愛されていると
感じなかった。

他人が、どう思おうと
どんなに幸せな環境下にあろうと
当の本人が　苦しいと思えば　苦しくて
不幸だと思えば　不幸なのだ。

結局、幸か不幸かなんて、自分が感じることで
周りは関係あるようで、関係ない。

当たり前っちゃぁ、当たり前か･･･