Only お湯 Diary

湯う(言う)だけ…とあるアラフィフおひとりさまの徒然日記。

自動車保険の罠

こんにちは、ミヤコです。

理不尽だけど、それが法律なんだったら、仕方ないのか・・・
という話です。

知り合いが、交通事故に遭いました。


相手が居眠り運転で 突っ込んできたそうです。

後部座席に突っ込んできたので、
運転手である知人は、命に別状なく、大きな怪我もなく。

同乗していた人もいなかったので、
不幸中の幸いだったな~
と私は思っていました。

知人にとって、お仕事に使うので 車は必需品なのですが、
ほぼ全損に近い状態。

相手がキチンと保険に入っていれば
車は修理されるでしょ
位に私も受け止めていました。

だが しか~し、知人の持ち出し出費は免れないご様子。

なんで、なんで、なんで、なんでぇ?
ですよね。

自分が悪くなくても、持ち出しになる理由


知人の車は、ショボイ中古車でした。(笑)

保険会社の査定では、車の現価は10万円。

修理をすると50万円。

車の現価10万円<修理代50万円

修理をする価値がない車だから、保険会社は10万円しか出さないだとか。

10万円じゃ、中古車も買えないじゃん。

知人の言い分としては、
別に新しい車を買ってくれとも言わないし、
修理して、元に戻してよ~(TωT)

自分が悪いわけではなく、相手が全面的に悪いのに、そりゃないでしょ。

しかも、「居眠り運転」で、一時停止中に突っ込んで来たんだよっ。

弁護士に相談しても、勝ち目ないそうで。

逆に、相手に 「その分 お金出して!」というのは恐喝罪にあたるそうで。

自分でお金払うのが嫌なら、
自分で車両保険に入るとか 自己防衛せねばならないそうで。

それが、法律なんだそうで。

火災保険でも、
「失火責任法」というのがあって
火元がちょっとした不注意で発生させた火災は、
類焼被害を及ぼしても類焼先に賠償しなくてよい、こう定められています。

でも、火災保険って、いまや再調達価格が主流で
全焼した場合は、再建設する為に必要な価格が 全額 保険金で賄えるんですよ。

自動車保険は、再調達価格じゃない。


動産と不動産の違いなのかねぇ
保険金詐欺もあるからねぇ
と言いつつ、
ただ単に、ぶつかられ損じゃん。

逆の立場で、法律で払わなくても良いって言われたら、
払わないだろうと 思うのだけど

なんか、理不尽。