Only お湯 Diary

湯う(言う)だけ…とあるアラフィフおひとりさまの徒然日記。

23歳の私が生命保険で失敗していた話

こんにちは、みやこです。

 

ここ数日、ハマっていることがあります。

 

「保険の見直し」です。

 

自分の保険が どうなってるのか・・・

今、加入中の保険の証券を 眺めてます。

 

その中で、若気のいたりって言うか、知らないって恐ろしいって言うか、本当に私ってバカだなって 思うものを発見したので、報告したいと思います。

 

若気のいたりで加入したD社の保険の話

 

D社の保険は、新しく違う保険に加入する時に、払込済にしました。

なので、今は保険料は払っていません。

 

遠い昔、友人がD社営業をしていたので、泣きつかれて、加入した保険です。

当時23歳。

 

おばちゃんになってから、改めて保険証券を見ると、本当にひどすぎて、笑っちゃいます。

 

商品の問題ではなく、ニーズの問題

 

23歳の独身の小娘に、定期の 死亡保障3千万ですよ!

月の保険料1万4千円、払ってました!しかも、特約部分で1万2千円!

ほとんど、掛け捨ての死亡保障じゃん(爆)

 

よく覚えていないけど、〇年ごとのお小遣い付きだったかな~。

 

23歳の小娘ですからね、保険のことなんか全然わからず、「友人の為なら」という思いと「お小遣い でるんだね~。嬉しい!」くらいの感覚でした。

 

友人を責めるつもりは無いけど、今見ると、なんで これに加入したんだろう?

 

23歳の独身の小娘が死んで、経済的に困る人間なんて1人もいないだろ~(爆)

 

いくら、遠い昔の保険とはいえ、保険に入るにしても、もう少し 何か なかったのかな~、ワタシ・・・

 

説明聞いて、何も思わなかった自分が怖い・・・なぜ、これに入った?

と 証券を見ながら涙… 

というか、ひどすぎて 笑った。

  

これで、お友達が救われたのなら、良かったと思おう。

 

思わず計算をしてしまった。払込保険料と保険金の比較

 

ぼーっとしている間に時は経ち、友人がD社を辞めても、律義に11年、この保険に保険料を払い続けてました。

月1万4千円×12カ月×11年=185万

 

D社が株式上場した時に、なぜか7万円位のお金が入って来たのと、積立配当金10万程を合わせて、17万。

 

保険料払込総額185万ー頂いたお金17万=168万

 

払ったお金 168万 > 死亡保険金 140万

 

私が死ねば、30万位の損失。

 

死んでも、マイナスになる死亡保険って、一体…?

 

ちなみに死ぬ前に解約すると、解約返戻金が20万だから、150万が無駄になるという・・・(苦笑)

 

恐い計算だけど、安易に解約すると 150万の損失になるとは・・・(今、知った)

いやはや驚きです。

 

何度も、解約返戻金欲しさに解約しようと思ったこともあったけど、本当に困った時の虎の子すべきだと 我慢して良かった~♪ 危ないところだった。

(実は、解約が面倒くさかったからやめた。)

 

これは、本当に、私の葬式代の一部にするしかないわ~。

 

できるだけ、解約しないで、墓場まで持っていけるようにしよう。

 

「考えない」のは罪

勘違いしないで欲しいのが、掛け捨てが悪いと言っているわけではないの。

 

妻子持ちで、もしも死んでしまって遺された家族に保険金を残したい場合、ある一定期間の少ない保険料で保険を掛けられるのは、掛け捨てですもの。

 

ただ、23歳の小娘に 多額の死亡保障が必要か?っていう部分。

 

言われるがまま、為すがまま、言いなりになって、本当に 私って馬鹿だなって。

 

お友達を助けるということにしても、これが数百万の損失になるって わかっていたら、23歳の私でも 同じことをしていたのかなって 考えてしまう。

 

こういう商品で、これだけの効果・メリットがあるけど、これだけのお金がかかるんだ

ということを きちんと知ろうとする努力が必要だったと。

 

お友達を助ける為に加入したのだったら、友達が辞めた時に 保険やめれば良かったとも思うし、

 

それをしなかったのは、自分に どれだけのメリットを与えてくれる商品なのか わかってなかったからだろうと思う。(=メリットがないということを わかってなかった。)

 

知識がないと言えば簡単だけど、「調べない」「考えない」は罪。