Only お湯 Diary

湯う(言う)だけ…とあるアラフィフおひとりさまの徒然日記。

終戦のエンペラー

お久しぶりです。ミヤコです。

前から観たいと思っていた映画 『終戦のエンペラー

朝一番の回で、観に行ってきました。

夏休みもいよいよ終盤のせいか、朝なのに、座れる席は一番後ろのペア席のみ。

流山おおたかの森のTOHOシネマズは、キレイで 席はゆったりしてるので、後ろの方でも問題なし。

特にペアシートだったので、サンダル脱いで斜め座り状態。(←だらしなくてスミマセン

とにかく、リラックスして鑑賞できました。

あえてケチをつけるなら、冷房が少し寒かったかな(笑)

冷え性の方は冷房対策をしていった方が良いかもしれません。

さて、映画の内容ですが・・・

西田敏行さん、桃井かおりさん、伊武雅人さん・・・

熟練の役者さんが多く出演されていて、それぞれに存在感があって、素晴らしい演技でした。

特に中村雅俊さんが演じる近衛文麿とフェラーズの面会のシーン。

近衛文麿が、淡々と言う「日本は、お手本にしたにすぎない・・・」のくだり。

それは、前から私も思っていたこと。

誤解しないでくださいね、決して「侵略していい」と言っている訳ではないのです。

今だって、日本は色んな国に脅かされてる訳で、世界中のあちこちで、侵略したり されたり 争ったりしている・・・

あの時の日本だけが 例外じゃない・・・
皆、平和に暮らせないのかな~
と思うだけです。(←この考え方が平和ボケしてるんでしょうね~)

ただ、ハリウッド映画を観ていて 思うのが

なんで恋愛ネタを挟むかね~(汗)

レッドクリフの時も、ラブシーン長すぎ・・・と思ったけど、今回もかっ!!!

ラブシーンに時間割くなら、御前会議から玉音放送までのシーンに時間を割いた方が良いじゃない???

絶対その方が、マッカーサー裕仁天皇の会見シーンがもっともっと活きるのに・・・

前に、この映画のCMを観ていた時に 父親が 天皇役の片岡さんを「品がない」と酷評。

「品が無い」わけではなくて、「深みがない」んだろうな~。

それは、役者さんが悪いわけではなく、脚本の問題。

あのセリフが出てくるまでに、どれだけの心痛と覚悟があったのか・・・

それを考えるとジワっと涙がでそう。

それを描き出す背景づくりがアマいというか・・・(怒)

イロイロ考えてしまう映画でした。